|
|
|
不思議なご縁で、はじめて前世への旅を体験させていただきました。
特別直感が鋭いわけでも、霊感があるわけでもない私。前世があるということに疑いは全くないものの、はたして自分に見ることができるのか、それが一番の心配でした。玄関に立ったときは不安と緊張でいっぱいだったのですが、今回担当してくださった渡辺じゅんこ先生のお顔を見た途端、不思議と安心感に包まれ、緊張が解けてゆくのがわかりました。これからとても良いことが起こるような、ワクワクするような予感がありました。
前世への旅の前に、まさに癒しの空間、といった素敵なお部屋で、とても丁寧な説明をしていただきました。これから体験する催眠が、意識を失ったり、操られたりといったような、一般的にイメージしがちな催眠像というものとはまったく違うこと。顕在意識のブロックをいったん外し、あくまでも自分の力で過去生を思い出してゆくこと…。そして、前世を見ることができるのかどうかは、自分が決めていること。だから自分を信頼し、あきらめないこと。楽しいお話も交えつつ、しっかりと説明していただいたことで、安心して前世への旅に出る準備ができました。
過去に降り立ち、最初に見えたものは、そびえ立つ日本の城でした。それは未だ築城途中で、木の骨組みがむき出しになっており、これから大阪城と呼ばれるものだということがわかりました。私は男性で、豊臣秀吉の治める当時の日本で、築城に関わっていました。
幼いころは寺に預けられており、そこには弟も居ました。両親とは離れて暮らしていたようですが、お互いに愛し、愛され、良い関係を築いていました。
仕事に情熱を傾け、日本全国を忙しく駆け回っていた人生のようです。つねに信念とともに、自分にも他人にも厳しく生きていました。
最期はいくさに出て、そこで負け、命を落とすのですが、そのとき心を満たしていたのは、「己の正義を貫いたのだから、恥じることも恐れることもない」という気持ちでした。
この人生で学んだのは、人にはその数だけの正義があり、何が正しい、間違っているというものではないのだということ。お互いに「相手は間違っている」と否定しあって終わるのではなく、人を愛し、尊重すること。このことは、今生での私の課題になっています。また、私が幼いころから抱えていた喉の違和感は、このとき斬首という形で命を落としたことが原因だとわかりました。(Iさん) |
|
|
|